歯医者を恐いと思う原因は、小児期の治療体験に基づくものが多く、小児期のみを診る歯科医療ではなく、小児期から見る医療だと考えます。
その場限りの術者と患者関係ではなく、小児期から診る医療であるならば、生涯を通じて診ることにつながります。
これまでの歯科医療における歯医者と患者関係は、治療開始とともに始まり、終了と同時に終わる関係でした。これが良いはずがありません。なぜなら、泣いたままだと(子供の心に借金をする)、次は必ず子供の心の状態が悪くなり、処置がますます困難になっていきます。泣き叫ぶ子供の処置をしながら「これが、この子にとって医学的に正しい方法なのだから」、「それを信じているからこんな無理が許される」と思っていました。しかし、一生懸命になって処置を終えたのに何故かすっきりしない、後ろめたいような気持ちが残ります。それは、歯医者、子供そしてお母さんも同じです。
この様に、子供の時に嫌な思いをした歯科医院には2度と行こうと思いません。
当院では、笑顔で診療室を後にさせて「子供の心に貯金をして帰す」ことが大切だと考えています。

お子様の5年後、10年後、20年後の口の中のイメージをして下さい。
単に修復処置を繰り返すばかりで、口の中の状況が改善されない限り、また虫歯ができるかもしれません。また、お子様の心を考えないで無理な治療を行えば、歯科恐怖のため虫歯を放置し、大きくなっても歯科恐怖症になってしまうかもしれません。
当院では、慣れてもらうために様々なくふうをしていき、言葉がけにも気をつかっています。
私達と一緒に大切なお子様の歯を守りましょう。
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